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2016-01-15

野菜とパン

blog04

【soil by HOUTOU BAKERY】では三浦半島の豊富な食材と、職人の技術をパンにのせてみなさまにお届けします

私たちが共感した生産者の想いが詰まった素材を使い、今までの経験からのこだわりと職人のプライドをかけてパンを作ります。地元食材の大切さに気づいたのは「猿島海畑研究会(通称:さる研)」の活動を通して、地域に知られていない美味しい食材があることに気付いたからです。さる研では、猿島海域で収穫される猿島わかめの早採れワカメを【さるひめ】として販売しています。【さるひめ】は市場に出回る前のまだ成長途中のワカメです。特徴は身が柔らかく香りが強いことです。メンバーから多くのことを学び、イベントを通じて飲食店オーナー、先輩経営者、農家さん、漁師さん、公的機関などの方から刺激を受けました。そこで思ったのが美味しい地元食材をただ使うだけではダメだということ。召し上がって頂くお客様に食材の美味しさだけでなく、作り手の想いが伝わらなけば、自己満足で終わってしまうということです。そんな事を考えながら、どうしたらお客様へ表現できるかということに悩みました。

坪売り日本一の居酒屋を経営する有限会社たのし屋本舗 下澤社長は従業員を畑や海へ連れていきます。その経験が従業員から直接お客様へと伝わります。そうする事で生産者の想いもお客様へ美味しい料理と共に運ばれます。

【soil by HOUTOU BAKERY】ではシェフ小森がすべての商品を考えます

専門学生時代から当社のアルバイトとして働き、正社員として入社し、大阪での大変貴重な経験を通して一人前の職人となりました。彼のパンに対するストイックな想いをどのように表現させるか、どのようにお客様に伝えるか何度も考えました。小森と二人でさる研メンバーのお店で食事をしました。カギロイではキッチンカウンターから伝わる手際と野菜や魚の鮮度。タイガーからは一枚の肉にかける手間と目利きの技術。私たちには何が提供できるのか。

ようやく、地元食材の美味しさとパンへの強い想い。この2つをお客様へ伝えることができる新しいパン屋を作ろうと決心できました。

当社の【法塔ベーカリー】【カフェ・ド・クルー】も お客様に大変愛されているブランドだと考えています。それ以上に愛されるパン屋になれるよう 【soil by HOUTOU BAKERY】を運営してまいります。

三浦半島の肥沃な大地から 【soil:土】という店名を付けました。

ぜひ、パンから地元の野菜の美味しさと職人のこだわりを感じ取って頂ければと思います。

 

オーナー 森


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